お天気にも恵まれ、まるで絵葉書の様な景色が拡がります♪
畳平バス停に到着。
まずは入山のご挨拶に。
初山登りの我が家、靴=スニーカー、ザック=リュックと装備も何もありません。
おチビもまだ小さいし、畳平バスターミナルから約15分、魔王岳の山頂か、ちょっと頑張って約45分、富士見岳の山頂に挑戦と考えておりました。
畳平からでもこの雲海!!
たくさん歩いたご褒美のアイスクリームをエサに、肩の小屋を目指す事に。
歩く前で、まだまだ余裕の笑顔の子供達。( ↓マウスオーバーできます ↓)
下山される見るからに登山家のおじ様にあそこに2羽いるよ。って教えてもらって・・・
特別天然記念物“雷鳥”にも出会えました~。(写真ではわかりづらいですねぇ。)
バスターミナルが小さく見えます。
おチビもグズりながら頑張って登っていきます。。
↓↓素晴らしい~景色↓↓ を堪能しつつ、歩いて行って、、、
肩の小屋に到着~~♪
仰ぎ見れば、乗鞍岳最高峰・剣が峰・・・ここまで着たからにはやはり頂上を目指したい!
子供達の意思確認の結果、ボンはやる気十分!! ネ~ネとおチビはやる気ナシ・・・
でも、ママが一番やる気マンマン!! 子供達に、頑張って一つの事をやり遂げる!を体験させてやりたい・・・と。
よ~~し! 最高峰目指して行ける所まで登ってみよう~~!
( ↑マウスオーバーできます ↑ )
今までの整備された遊歩道のような道から、険しい山道に。
登り出すと「頂上で会えるよ」ってママに言われた山の神様に会いたい一心で一番張り切るおチビ。。
頑張って、頑張って~ 登って、登って~
肩の口小屋があんなに小さく見えます。。
まずは、蚕玉岳(こだまだけ)登頂~~!!
子供達はヘロヘロ~! ( ↑マウスオーバーできます ↑ )
「え~~!? ここが頂上じゃないの~~~〇△◇x〇??」 ショックのあまり何を言ってるか意味不明・・・。
「ここまできて引き返すのか?もう少し頑張って頂上に登るのか? どっちにするかは、君達で決めなさい」 「頂上には、諦めずに頑張って登った者にしか見えないものがあるよ。見てみたいと思わないか?」
byパパ
「もうちょっと頑張る!!」byボン・ネ~ネ 「山の神様が待ってるから行く!!」byおチビ
「よ~~し、じゃあと少し、最後までがんばろ~~!!」byママ
すれ違うたくさんの方々に、もう少しで頂上だよ。がんばれ~。と声をかけて頂きました。
おチビにとってはプチ・ロッククライミング??
最高峰・剣が峰 登頂~~~~!!
お前達、本当によく頑張った!! ( ↑マウスオーバーできます ↑ )
山頂の乗鞍本宮にもお参り。
最後まで諦めず頑張ってやり遂げた子供達が一番テッペンで見ものは・・・
標高3000mから、登頂報告のメールをドレ奥ちゃまに威風堂々と送信するママの姿でした・・・・(笑)
「お前達、本当によ~頑張ったなぁ。」 感極まって男泣きのパパ・・・ (山頂付近の強風で目にゴミが入って痛かっただけなんで・・・・・はい。。。うそです。。。)
山頂でしばらく感動に浸り、登ってきた道を引き返します。
「登る時より、下りる時の方が危ないからこけないようにしっかり、ゆっくり下りるんやで~~」と言いながらしりもちを何度も繰り返すママ・・・・・
今から登られる方も増えてきて肩の小屋が、だんだん近くに見えてきました。
無事、肩の小屋に到~着~!!
約束のご褒美、ソフトクリ~ムを手にするものの、ボン・ネ~ネはヘロヘロ~~!!
(おチビ一人、ご満悦!!)
肩の小屋から、こんな景色を眺めながらバスターミナルまで戻ります。
畳平からほおのき平バスターミナルまでの下山バスの車中、
「一番テッペンに行った者にしか見えないものは、見れたか?」 byパパ
「・・・・・」 by子供達
(フ、フ、フ。悩んでいるな。 今から良い話を子供達に聞かせるぞぉ) byパパ心の声
「諦めずに頑張って頂上に登った者にしか見えないもの、それはね・・・。」
「鏡で自分の姿を見てみなさい。最後まで諦めず頑張った自分が見えます。。」
「山の下から頂上を眺めて、登る前から、あんな高いところに登るのは無理!とか、登るのがしんどいから嫌!って言って、登ろうとしない人には、絶対に見ることの出来ない、頑張った自分が見えるんだよ。。」
「今回はお天気も良くて、たまたま最後まで登れたけど、最後まで登れなくてもいい。登ろうと思って最初の一歩を踏み出せるかどうかが大切なんだよ。」
「頑張って登ろうと決めて10歩しか登れなくてもいい。次に登る時は20歩登れるように考えて努力を
すればいい、そうして努力をすれば、必ずいつの日か頂上まで昇れるようになるから。。」
「君達のこれからの人生には登って越えて行かないといけない大きな山がいくつもあるでしょう。その時は今日の自分の顔をよ~く思い出して、その山から逃げたり、登る事を最初から諦めたりしないでね。」
byパパ
・・・・・・って、寝てるやん!!
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我が家が乗った下山バスが出発して約1時間後に、野生の熊が出没し9人もの方々に重軽傷を負わすという悲劇が起こりました。
我が家も少しタイミングがずれていれば熊に襲われていたかも知れない。と思うと本当に怖いです。
山登りは、熊が生息している様な人間の力など無にも等しい大自然に足を踏み入れる、という認識を今更ながら痛感致しました。
被害に会われた方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。
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